シンプルであること
高度リストを更新して、一つ一つの物事をこれは自分にとってなんであるか考えることをしています。
自分がなんでこれが好きなのか、嫌いなのか。
考えていく中で、自分はシンプルなものが好きなんだなと再確認できました。
GTDでいう高度5000mの価値観に入れておくべきだと自覚できたので、記録しておきます。
なぜ、シンプルなものが好きなのか
主体的であれるからです。
いきなり抽象的な話ですけど、私の価値観で一番重要なのは主体的であれるかどうかだった。
複雑な物はそれだけ全体像を把握するのに時間が掛かりますよね。
そして、当然のことながら自分でコントロールできるところが少ない。
主体的であることが難しくなる。
それが自分にとって大きいなと。
あと、コストにも大きく関わります。
シンプルであることはコストを減らす
GTDの考え方に、次の行動というのがあります。
GTDのプロジェクトの概念って他のプロジェクト管理とまったく概念が違うんですね。
1年間に望む結果を書く。
その結果を得るために、具体的な1つの行動を書き出していく。
何か物を買うなら、ブラウザを立ち上げる。誰かに相談するとかですね。
そうしていくと確かに物事は進んでいきます。
これ、なんなのかなと考えると複雑な問題をシンプルにするってことですよね。
複雑であればあるほど、一日で問題を片付けるのは難しい。一日の中で使える時間の制限もありますし。
なんで、やらなきゃいけないことなのに、やるのがしんどくなるのかというと、コストがかかるから。
いろいろ面倒くさいと思うから手をつけるのが面倒臭くなる。
具体的な1行動ならコストは低い。だから、物事が進む。
シンプルであることはコストが低いってことです。
追記:2020/02/09
コストについてもつらつら考えてみました。
シンプルであることはコントロールできる範囲が増える
結局、コストが低ければコントロールできるところが増えます。
どこかおかしいというところがあったら、すぐ気づくこともできますしね。
注意すべき分野やタスクも出来るだけ数を減らした方がうまくいくなというのがわかってきました。
GTDやっていくと、物凄くプロジェクトが増えます。
でも、状況というものでフィルタリングすると次の行動も一気に絞り込める。
GTDベースのNozbeというものを長く使っているんですが、カテゴリというのがあってそこに、家とか、取引先とかいろんなカテゴリが作ってあるんですね。
そうすると、その状況下でやることがシンプルになる。
自分は体力もないし、気力に満ち溢れているわけではない。だからこそ、出来るだけシンプルにすることが重要だなと。
結局、決断するにもなんでも意志力、時間、金銭というコストが掛かる。
選択肢が多ければ多いだけ、選択するコストが掛かる。
だから、自分のコンディションが良い時に物事を出来るだけシンプルに分解して考える。
GTDの週次レビューってそういうことですね。
シンプルと多機能は矛盾しない
自分が好きなものをいろいろ考えていたんですけど、多機能なソフトや道具でも愛用しているものがあるんですね。
それってなんなのか考えてみると、考え方がシンプルなんです。
原理原則が適用できる物が多いと、いちいちマニュアル見なくても操作が予想できる。
UIが直感的かどうかということより、その設計思想が明確なのかどうかは大きいんですね。
それだとコストが掛からない。
まとめ
自分にとっては、シンプルであることは非常に重要。
シンプルであることというのはコストが低いことといいかえられるのかもしれません。
このブログ、自分のためのマニュアルとして書いてるんですけど、これも結局物事をシンプルにするためなんですよね。
一度考えたことをもう一度同じように考えるのは無駄ですし。
マニュアルがあれば、ある状況下に置いてどう行動するか選択肢を限定することができる。
楽器や機材も改めて考えてみると、必要な機能だけあるのが好きなんですね。
シンプルなものを組み合わせるのが好きということです。
手放したものって結局は、自分にとってはシンプルじゃなかったんだなとわかりました。
いろんなものをもっとシンプルにできないか考えていきたいと思います…
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