いろいろ仕事で映像や音声を扱うことが増えて、環境もだいぶ変わってきました。
映像を作って、音声を編集することも自分の業務の中に入ってくる事になった。在宅で仕事していることは変わらないですが、今までより守備範囲が増えるということです。
以前、映像を作るのはやったことはありますが、素人仕事ですし、SD画質でしかやったことがない。合間合間に簡単な動画を撮ってきたりはしましたが、真剣にやらざるをえない。内製できるようにしないとコストも合わない。
引っ越してきたときにはデスクもないような環境だったわけです。
ちょっとずつ環境を整えてはきた。とはいえ、音楽も映像も教える仕事もやると考えるとこのままでは回らない。教える仕事も自分をフルに使わないとできない。
デスクに求める条件
- PC2台を置くことができる
- モニターコントローラーを置くことができる
- マイクを置くことができる
- Ableton PUSH2を置くことができる
- カメラを設置できる
- モニターをおける剛性がある
- スペース
PC2台を置くことができる
いろいろありますね…
PCを2台置くことができるのは、プロジェクト管理用のPCはPCで常時立ち上げておく必要があるからですね。
本当は、仕事を一つにまとめられたほうがいいんですが、いくつも仕事をやっている以上、プロジェクト管理、スケジューラーが立ち上がっていないとわけのわからないことになってしまいます。ボンクラですからね…
2つのPCにわけているのは負荷分散という意味もあります。
モニターコントローラーを置くことができる
これはZoomを使うからですね。メインしか入力が効かないという仕様上、DAWでこちらの操作や、音源を相手側にちゃんと聞かせようとするとボリュームをオフにしなければいけない。
BabyfacePROを使っていて、ARCもいいなと思っていたんですが、アナログレベルでオフにしているわけではないですしね…
なので、これを買いました。
アクティブでMute,Dimスイッチもある。小さいモニター(iLoud Micro Monitor)とSolo Be6切り替えられたら便利だと思ったんですけど、ちょっと大きかった。今の環境ではTalkbackも使わないし。
めちゃくちゃ出力あるので、ヘッドフォン選ばないのはいいです。あとXLR入力もあるんで、ノイズに強い。
本当はもう一つ小さいサイズが欲しかったんだけれど、在庫がなかった。コロナウイルスの影響で、入荷が遅れているみたいです。
機能的には十分。トークバックも付いてるし、フットスイッチ使いたい人にはいいんじゃないでしょうか。
まあ、でも大きいんですよ…
マイクを置くことができる
毎日ミーティングしていますし、動画も撮っていくときに音質強化しなきゃいけない。
手持ちのマイクで音声を取るのに向いているマイクはなかった。SM58でやってもいいけど、ノイズに強いマイクがほしかった。で、買いました。
いろいろマイク試聴してきたんですけど、ブロードキャスト用マイクで、はじめからポップガードがついているのはいいですね。
ローカットもついていて音声クリアに録れます。
私の世代だと、マイケルが使っていたマイクという印象がありますけどギターなんかに使っても悪くない。高SPLも耐えるんで、キックにもいい。
実は、卓上にとりつけられるアームのマイクスタンドも買ったんですが、視覚的にうるさかった。
ただ、家で使うには便利なものかもしれないので、またレビューします…
マイクを使わないときにはサッと動かせる。卓上のマイクスタンドのほうが自分にとってはストレスがたまらないというのがわかったのは収穫でした。
Ableton PUSH2を置ける
メインのDAWがAbletonLIVEで、毎日使わない日はない。
今までドロワーに入れて使っていたんですが、ドロワーにはWholetone Revolutionを置きたいんですね。
そしてAbleton PUSH2の動画をいろいろ撮っておきたい。そう考えると、ドロワーではなくてAbletonPUSH2は机にあったほうがいい。
教則動画を作っておきたいなと思っていて、そのときに毎回位置が変わるのは嫌だなと。
後、画像、演奏を編集する作業が増えて、音楽をやるときと、映像編集する時にリスニングポイントが変わってしんどいというのもあります。
カメラを置ける
ミーティングや講義なら、Macbookのカメラでなんとかなりますが、それこそギターを教える時なんかだと手元が映らないといけない。
いろいろ必要ですね…
モニタースピーカーをおける剛性がある
これ、大事です…
引っ越してきたときは、とりあえず練習できる環境があればいいかなと思っていました。
耐荷重量的には足りてるんですが、Solo Be6置くのは無理がありました…
そんなにボリューム上げてるわけじゃないけど、机が揺れる。変なピークがあって気持ち悪い。
安い卓上のスピーカースタンドを使っておいてましたが、全く性能を発揮できない。モニタースタンドおけるようなスペースもなかったですし…
スペース
一番必要なのはスペースでした。紙の書類を開いたりすることもあるし、カメラも2台から3台必要ということもわかってきた。
となると、ビデオスイッチャーも必要です。
あと、自分は視覚的にうるさいと物凄くストレスが溜まるということがわかってきました。
大丈夫、大丈夫と思ってやってきましたけど、もう無理だなと。ヘッドフォンでずっとモニターするのも限界。頭痛がひどい。
モニタースピーカーちゃんと鳴らせない環境がこれだけストレスだとは…
音声集中して聞く時間が激増しているから当然なんですけど。ヘッドフォンも変えました。
マンションは静かな方なんですけど、工事していて開放型ではとても耐えられなくなりました…
Clear PROも買います。
Focalのモニターと同じ感じの鳴り方で私には疲れない。長時間使える密閉型で、解像度や空間の感じも素晴らしい。
私は割と生楽器も扱うんですが、キックのボディの部分なんかもしっかりわかるので、ヒップホップとかEDM好きな人にもいいかも。
リバーブのテールや、ハイハットの開閉度なんかも見える。バズロールとか結構ヘッドフォンによってはわかりにくいのもありますけどしっかり見えます。
ベースの音程感もはっきりわかる。ストレスがたまらないです。
低音は今の環境だと鳴らしても聞こえないのでヘッドフォン頼みですからね…
キックとベースが同時に出るようなところもトランジェント見えやすくていいです。小さいスピーカーで音量突っ込むと歪んじゃうようなものもよく分かる。
これもレビューしようかな…
どうしたか
小さいモニタースピーカーを買った
モニターをまず変えました。Solo Be6をおける状態になるまで、小音量で鳴らせるモニターを買おうとなりました。仕事の内容が変わるんだから、大急ぎで環境整えないといけない。
このくらいのサイズならGenelecの8010かなと思って、片っ端から試聴したんですが、一番好みだったのがADAMだった。Genelecは中高域のつなぎなんかうまいし、低音も安心感ある。でも、もうGenelecは長く使って来てますしね。
はじめから音量そんなに出せない環境ということがわかってるから、これくらいの小さいものでいい。環境整ったら、Solo Be6と2つ聞き分けるのに使ってもいいですしね。
小さいモニターってiLoud Micro Monitorくらいしか使ったことがなかったんですが、今の小さいサイズのモニターはすごいですね。GenelecかFocal買うと思っていたんですが、予想外でした。
フロントにボリュームあるのと、0dbでクリックあるのも良かった。高音はちょっと今まで使ってきたスピーカーと違いますけど、慣れでなんとかなるかな…
ファントムセンターもしっかりわかる。定位いいですね。低域は元気すぎるという人もいるかも知れない。Genelecみたいにボフボフ言う感じより包み込む感じといえばいいんですかね…
EDMとが好きな人が使うモニターというイメージがありましたけど、ファンクやジャズなんかも意外に良かったです。ライドのシズル感とか、見かけによらずアコースティックものも上手に再現してくれます。
あと、楽しいですね。大事。
モニタースタンド(ディスプレイ)を導入した
とにかくスペースがないとストレスが溜まる。いくつもの仕事を並行してやる環境だから、取り掛かるときに楽にできないといけない。
で、こうなりました。
オーディオインターフェースなんか、下の収納にしまって、USBハブもしまった。電気スタンドも後ろに設置した。視覚的にとにかくうるさくないようにセッティングした。
あ、卓上におけるようにモニタースタンドも変えました。
ケーブルなんかしまうのに使ってるのはこれです。デスクの上に置くと視覚的にもうるさい事に気づいてSSD、バックアップのHDDなんかもここに入れました。
ちょっと前がこうだったわけです。
我ながら無理がありすぎる…
最終的な結論 デスクは交換 スピーカースタンドを導入
ここまで書いてきてあれなんですけど、結論としてはデスクも変えなきゃ無理だし、スピーカースタンドも必要だと言うことになりました。
なんじゃそりゃという感じですね…
え、この人、小音量でやるために小さいモニタースピーカー買ったんじゃなかったのって思いましたよね。ねえ、馬鹿なの?
私も思いました…慄然としてます。
小音量にして、確かに机は共振しなくなった。なったんだけど、モニターディスプレイのアームが共振します…
そして、鍵盤弾いたり、AbletonPUSH2を演奏するとドロワーが揺れます。
大丈夫かなと思ってたんですがすでに、ドロワーが傾いています…
デスクと平行ではないのはわかるでしょうか。AbletonPUSH2がないとボンクラがハイパーボンクラになるので、これは危険…
いろいろRockonに相談に乗ってもらって、Zaorのデスクを購入することになりました。
なったんですが、ドロワーはすぐには入荷しない。ハハハ…
PUSHや機材全部デスクに置くしかないってことです。
何ヶ月か掛かるみたいですね。
デスクを広く使いたいなら、MacBookPROである必要はない。クラムシェルにしてモニターもう一枚買って、デュアルディスプレイにすればいい。
ということで、モニターも買い足し、モニターアームも買い足しです。
ここまでやってやっと結論がでました…
そして、モニターコントローラーはもうちょっと小さいのを買う。全部ダメやんか…
いろいろ買ったけど、結局やってみないとわからない。
そして、机におけるスピーカーと考えたけど、机を広く使いたかったら、モニタースタンドを買うしかないですね。
机の共振さけたいなら、スピーカースタンド使うしかない。省スペースを目指してきたけど、許容できないことはある。さすがに。
彼女からしたら、あんたのそういうところがさすがに許容できないと言われるかもしれませんが…
経験から学ぶ実戦派と自認していますが、ボンクラがすぎる…
ふっ、経験を買ったのさ…と苦み走った大人だからいいたいですけど、おっさんで経験不足って単なる無能ですね…
今更経験必要なのはやばいやろって話です…
まあ、田舎はある程度音出せるので、そっちにもシステム作っておいてもいいかもしれない。仕事の都合上2拠点になるんで。
まだまだ仕事環境を整える試みは続きそうです…
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